たくさん食べようブログ

食の細いジュニアアスリートに、どのようにしたらたくさん食べられるようになるのか、日々考えております。8割失敗2割成功!でも諦めません!!

他人の作ったもの食べられますか

夏は忙しいですっ!


1日あっという間です。


子供が夏休みだと、ご飯作って1日終わってしまうのでは?と思う時がありますが、個人的には、夏は成長できるチャンス沢山ありそうな気がしてます。


さて、話を戻しまして、、、




突然ですが、子供さんは、他人の作った料理食べられますか?


これは、コーチとご飯の話をしている時に聞いた事です。


何でも、近頃の子供は、他人の作った料理を食べられない子が多いようなのです。


核家族化もありますよね。


おばあちゃんの料理や、いとこ、親戚の料理の方が作った料理を食べる機会も減ったのですかね。


これについて、実際周囲の人に聞いてみると、意外と話が出てきたのです。


たまに行くおばあちゃんちでは、見た事もない、食べた事もない味付けのものが出てくると。


食べている食材と味の種類は、給食を経験して増えているのでは?と思ってしまいました。私ですら、あまり作らないような、思いつかないようなメニューの時も給食にはあります。


話を聞くに、、、子供は見た事ないものは、自分から手を出しづらいそうです。


味の想像がつかないそうです。


遠征先でも、変わった食事のオンパレードの時、、、実際あるようです。


そういう場合、ヘタすると、量が多い食事より苦戦する人もいるようです。


友人の家にお泊まりして、ご飯をご馳走になる時もありますよね。


同じハンバーグでも、自分の家と他人の家では、味も質感も違いますよね。


他人の味に慣れるというのと、味のストライクゾーンを広げるという意味でも、我が家では、メインで変わりダネ(と言っていいのでしょうかっ汗)を出すのはやはり勇気いるので、副菜で出すようにしています。


自分もそれで、新しい味の発見にも繋がります。


まあ、想像通り美味しくない時もありますがっ涙


他人の味付けや食材を知る事で、息子の好きな味、食感も新発見できる事もあります。


我が家の代表的なものとしては、お餅でした。


私はお餅は、きな粉かのりしょうゆだと思って出していました。


以前の息子は1つしか食べませんでした。


友人から聞いた、餅ピザ。


チーズとケチャップを餅に??


大丈夫なの??汗


やってみたら、まあ、合うこと、美味しいこと。息子も喜んで3、4個はイケます。


実家で餅に、大根おろしと納豆絡んで出てきました。


マジかっ!!大人は好きかもしれないけれど。。息子あまり、納豆好きではないし。。



隣をみると息子が、美味しいと言ってバクバク食べていました。これも、我が家のレパートリーに仲間入りしました。



他人の作ったものを食べられるようになれば、食事の量がとても増える訳ではないですが、苦戦して食べる事は減ると思います。経験値は上がることは間違いないと思います。


色んな人が作った料理、様々な味、是非前向きに取り組んでいきたいです。

意識の高さに驚き

高学年になってからの夏の出来事でしたが、息子と同じ学年の子の話を今日はさせて下さい。



6年生の夏休みの事でした。


うちの近くで息子も出る大きな大会があり、遠くから試合に出場する子供達を受け入れるという事でした。そして2日間のショートステイ要請を受けた我が家。



日頃お世話になっているコーチの頼みという事もあり、又、静かめな息子にとっても色々な子と触れ合うのはいい機会だと思い受け入れました。


そして、当日、静岡県から3人の子がやってきました。


三人とも別々のチームに所属していますが、交流があるのかとても仲良しでした。


三人とも性格は少しずつ違うものの、とても礼儀正しく明るい子でした。


そして、私が何より関心したのが、きちんと向き合う姿勢でした。


その子達をグランドから自宅に連れて帰る時の車内で、たかちゃん(仮名)という子が、ご飯を食べるのが苦手と言いました。


続けて他の2人が、そうそう、たかちゃんは食べるのが苦手なんだよと教えてくれました。


ですが、当の本人はそこまで深刻な様子もありませんでした。


息子も思わぬカミングアウトに目をキラキラさせて、俺もご飯食べるの苦手とカミングアウトしていました。


何だか仲間がいて嬉しそうな様子。


次の日、午前中の合同練習を終えた人から、幕の内弁当が配られました。


その中に、たかちゃんいました。


が、、、しっかり弁当食べていました。


なぁんだ、ちゃんと食べられるんでしょう。


夕方、また自宅にみんなを連れて帰り、たかちゃんにお弁当の事を訪ねました。


すると、

「僕は食べられないし、食べるのも遅いのが分かっているから、早く食べるようにしているの。」と、たかちゃん。


この子は、自分が食べられないと分かっています。


そして、その為の努力をしています。


その為なのか、食事に対してネガティブな様子が見られないのです。


その次の日に出した夕食も最後まで頑張ってお肉食べていました。


息子の何歩も先をゆくたかちゃんの姿、とても素晴らしいと思いました。


やはり、人に言われてやるより、自ら進んでやるほうが何倍も効果あるよな〜と感心しつつ、反省もしました。


数日間でしたが、食事の他にも、息子とは違う試合に対する姿勢などを見させてもらい、とてもいい経験させていただきました。

落とし穴に落ちました

息子の食を増やそうと決めましたが、


やはり、私自身ももう一度色々なものを見直さないとと思いました。


考え方もさながら、食事のメニューなどです。


恥ずかしながら、私自身が小、中学時代の朝食はトーストとカフェオレのみでした。


決して褒められたものではありません。


ですので、朝食に何をだしていいものやら最初は悩みました。


いえ、今でも悩みますが。


ウインナー、ベーコン、目玉焼き、スクランブルエッグ、ヨーグルト。なんとなくの朝食のイメージで作ってました。


私はパン派なので、息子と娘にも、こういった朝食の王道と思えるようなものを出してみました。


現に朝食の料理レシピを見ても、このようなものを少し工夫したものが多数のっています。


1週間ほど過ぎた時、息子から言われたこと。。。


「かあさん、僕は朝はこういうおかずじゃないほうがいいのだけど。」


申し訳なさそうに言われました。


どういうことかと尋ねました。



結論からいいますと、和食がいいそうです。


ウインナーや目玉焼きは王道でも、白米には合わないそうなのです。


それよりも、焼き鮭や煮物と、前日のおかずの残りが少しあればいいようでした。


さらにさらに、色々作っていくうちに、息子は子供の好きな食べ物の王道と言える唐揚げ、カレー、オムライスなどは、普通に食べるというぐらいの好き加減でした。


今まで、王道のものが好きだと思っていた母、、、大反省。涙


あまり息子の食を理解していなかったと反省の反面、こういうものが好きとか、食べやすいとか言ってくれるようになった息子は、少し食に興味や楽しみを持つようになってくれたのかな?という喜びもありました。


王道という言葉をすっかり信用したがために、王道という穴にがっぽり落ちてしまいましたが、落ちて気づくこともありました。


誰にでも王道が通じる訳ではない。


やはり、実践して試すのが大事でした。


その後も、息子の少し地味な好みの食べ物は変化していき、最終的に朝食で気に入ったものは、アジの干物、マグロの刺身、煮干し粉入りの味噌汁、ほうれん草胡ごま和え、きゅうりの浅漬け、煮物、黒豆、前の晩御飯の残りの肉などでした。


残念ながら、玉子焼きは彼の好物ではありませんでしたが、朝食の王道ですよねっ。


白米に合うおかずを次々と発見する事で、息子の朝食の量も少しずつですが増えてきました。


朝食は、夕食ほどおかずの種類が多くない分、白米にいかに合うかは本人には大事だったのですね。