たくさん食べようブログ

食の細いジュニアアスリートに、どのようにしたらたくさん食べられるようになるのか、日々考えております。8割失敗2割成功!でも諦めません!!

意識の高さに驚き

高学年になってからの夏の出来事でしたが、息子と同じ学年の子の話を今日はさせて下さい。



6年生の夏休みの事でした。


うちの近くで息子も出る大きな大会があり、遠くから試合に出場する子供達を受け入れるという事でした。そして2日間のショートステイ要請を受けた我が家。



日頃お世話になっているコーチの頼みという事もあり、又、静かめな息子にとっても色々な子と触れ合うのはいい機会だと思い受け入れました。


そして、当日、静岡県から3人の子がやってきました。


三人とも別々のチームに所属していますが、交流があるのかとても仲良しでした。


三人とも性格は少しずつ違うものの、とても礼儀正しく明るい子でした。


そして、私が何より関心したのが、きちんと向き合う姿勢でした。


その子達をグランドから自宅に連れて帰る時の車内で、たかちゃん(仮名)という子が、ご飯を食べるのが苦手と言いました。


続けて他の2人が、そうそう、たかちゃんは食べるのが苦手なんだよと教えてくれました。


ですが、当の本人はそこまで深刻な様子もありませんでした。


息子も思わぬカミングアウトに目をキラキラさせて、俺もご飯食べるの苦手とカミングアウトしていました。


何だか仲間がいて嬉しそうな様子。


次の日、午前中の合同練習を終えた人から、幕の内弁当が配られました。


その中に、たかちゃんいました。


が、、、しっかり弁当食べていました。


なぁんだ、ちゃんと食べられるんでしょう。


夕方、また自宅にみんなを連れて帰り、たかちゃんにお弁当の事を訪ねました。


すると、

「僕は食べられないし、食べるのも遅いのが分かっているから、早く食べるようにしているの。」と、たかちゃん。


この子は、自分が食べられないと分かっています。


そして、その為の努力をしています。


その為なのか、食事に対してネガティブな様子が見られないのです。


その次の日に出した夕食も最後まで頑張ってお肉食べていました。


息子の何歩も先をゆくたかちゃんの姿、とても素晴らしいと思いました。


やはり、人に言われてやるより、自ら進んでやるほうが何倍も効果あるよな〜と感心しつつ、反省もしました。


数日間でしたが、食事の他にも、息子とは違う試合に対する姿勢などを見させてもらい、とてもいい経験させていただきました。